条件分岐

繰り返し while

while

while文は繰り返し処理を実行する前に条件式を評価します。
評価された条件式が true の場合は、カッコ({)以下のコードを実行し、false の場合は、実行せずスキップします。
途中でループから抜け出る場合は break を使います。

書式
while (式) {
   処理スクリプト
} 
サンプル

下記サンプルでは処理の後に、$i の値を1つ増加し、$i の値が5になったときに終わります。

<?php
	$i = 0;
	while ($i < 10) {
		if ($i == 5) {
			echo "$i 回目<br>";
			break;
		}
		echo "$i 回目<br>";
		$i++;
	}
?>

実行

do while

do while文は、最後に条件式が評価されます。最低でも1回はループの中に入ることになります。

サンプル
<?php
	$i = 0;
	do {
		if ($i == 5) {
			echo "$i 回で終わります<br>";
			break;
		}
		echo "$i 回目のループ<br>";
		$i++;
	}while ($i < 10)
?>

実行

for文

for文は、ループに入る前に初期値式を実行し、条件式で評価します。
条件に合えば処理を行い、増減式を実行してから処理に戻ります。
条件が合わない場合はループを実行しません。

サンプル
<?php
	   $name = array("Jean","Emily","Mccoy");//配列を3つ用意
	   for($i = 0; $i < 3 ; $i++) {          //条件と増減
	      echo ("$name[$i]<br>");            //出力
	   }
?>
実行

条件分岐 switch

switch を使う

switch文は、同じ変数を繰り返し評価する場合に、効率的な条件文を記述することができます。
それぞれのcase値と比較し、該当する値が見つかれば break に至るまで処理を実行します。

書式
switch (制御式) {
case 値1:
    文
    文
    ………
    break;
case 値2:
    文
    文
    ………
    break;
default:
    文
}
サンプル
<?php
	$age = 49;
	switch ($age) {
	     case "100": 
		    echo ("100歳です やったね");
			break;	
		 case "50":
		    echo ("50歳です。もっとがんばろ");
			break;	
		 default:
		    echo ("$age 歳です");
	}
?>

実行

条件分岐 if

ifを使う

「もし条件がAだったら処理Xを実行し、条件がBならばYを実行する」のように、状況に応じて処理を選択する手法を条件分岐と呼びます。

構文
if(条件式) {
 条件が満たされたときのスクリプト
}
サンプル

$nameにあらかじめ「Jeanluc」という文字列を格納し、 $nameの中身がJeanlucであるかを判定し、Trueならば文字列を表示しています。

<?php
   $name = "Jeanluc";
   if ($name == "Jeanluc") echo ("$name はうちの犬です");
?>
実行

elseif やelse を使う

複数の条件を判別する場合は、elseif やelse と組み合わせます。
下記例では最初の2つの条件には当てはまらないため、最後の条件を実行します。

<?php
	$numa = 100;
	$numb = 200;

	if ($numa > $numb) {
		echo ("$numa は $numb より大きい");
	} elseif ($numa == $numb) {
		echo ("$numa と $numb は等しい");
	} else {
		echo ("$numa は $numb より小さい");
	}
?>
実行