ブロック

Delphiのブロック

  • Delphiでのプログラミングは「ブロック」の概念が重要です。もっとも一般的なブロックはイベントハンドラです。
  • ブロックは宣言部と実行部の2つで構成されますが、宣言部は省略可能です。
    procedure TForm1.Button1Click(Sender: TObject);
     var                       //ブロックの始まり・宣言部
        strTest:String[10];    //
    begin                      //実行部
      strTest :='Hello';
      Edit1.Text := strTest;
    
    end;                      //ブロックの終わり
  • Delphiでは、begin…end で囲まれた文で1つのブロックを構成します。
  • Delphiでは、if…then や else で実行するブロックも、begin…end が必要です。(1文の場合は必要ない)
    ブロックを構成する処理が2文以上ある場合は、必ずbegin…end で囲みます。上記は家にあった、古いDelphiの本を参考にしました。平成8年に技術評論社から出版された「Delphiテニクニックマスター2.0」という本です。今から18年も前に、Delphiってあったんだ・・すごいね~ 古いね~
    丁寧にわかり易く書いてあります。作者は谷尻かおりさん、VBAもこの方の本で勉強しました。
    たぶん、私が買ったんだわ。そして、無謀な挑戦にあきらめた(^^;
    【サンプル】

    procedure TForm1.btnTasuClick(Sender: TObject);
    //演算ボタン[+]が押されたとき
    begin
      //エラー処理(値がないのに演算ボタンをクリックしたとき
      if Edit1.Text = '' then
        raise Exception.Create('値を入力してから演算ボタンをクリックしましょう');
    
      if Edit2.Text <>'' then
        begin
          Edit2.Text := '';
          ShowMessage('値を入力してください');
        end;
    
      lblEnzan.Caption := '+';
      Edit1.Color := clYellow;
      Edit2.Color := clWhite;
    end;

 

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