変数を使かう

ナッキー様講座の第4回目です。
前回の「コンポーネントを使う」(アンケート操作)のプログラムを変更しました。

変数

Delphiで変数を宣言するには、予約語Varを使います。
プログラム中の変数を宣言する位置によって、有効範囲が決まります。

  • ローカル変数はプロシジャー内
  • ユニット内変数は、宣言したユニット(フォーム)内のすべて
  • グローバル変数は、プロジェクト全体

var
変数名:型名;
変数名:型名;

  • 半角英数で数字以外から始まる
  • 同じイベントハンドラ内で重複する名前を付けない
  • 大文字小文字は区別されない

 

準備

フォームの下のほうに、ツールパレットのStandard から「TListBox」を貼り付けます。
オブジェクトインスペクタのレイアウトから、Alignプロパティをクリックし「alBottom」を選びます。
同様にakTop を「True」に設定します。

実行結果

lesson4-1

プロシジャー

前回からの変更点は、変数を使ったこと、リストボックスを貼り付けたこと、エラーメッセージを出すようにしたことです。


procedure TForm1.Button1Click(Sender: TObject);
var
  //文字列型の変数を宣言
  Profile : string;
begin

    Profile := Edit1.Text;
    Profile := Profile +   ':' + ComboBox1.Text;
    if RadioGroup1.ItemIndex = 0 then
      Profile := Profile + ':' + '男性'
    else
      Profile := Profile + ':' + '女性';
    if CheckBox1.Checked then
      Profile := Profile + ':' + '運転免許あり'  ;

    //名前が入力されていないとき
    if Edit1.Text = '' then
      ShowMessage('名前を入力してください')
    else
      ListBox1.Items.Add(Profile);
end;

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